シュツットガルトの日本代表MF遠藤航が今シーズン2点目を決めている。CKの流れ、素早い反応から生まれた先制点とは。
■味方の「ニア反らし」に反応してネットを揺らす
2月25日に行われたブンデスリーガ第24節のホッフェンハイム戦にフル出場した遠藤航。その先制点は58分に生まれた。
右からのCKを得ると、ニアサイドで味方がバックヘッドで合わせてファーサイドに反らす。すると、ぽっかりスペースが空いたファーサイドに走り込んだのが遠藤だった。
誰よりも素早く反応した遠藤は、味方のヘディングパスに対してジャンピングボレー。豪快なシュートでネットを揺らし、リードを奪っている。しかし、チームはその後2ゴールを奪われて逆転を許し、敗北を喫した。
今シーズンからシュツットガルトのキャプテンに就任した遠藤。高い対人守備能力と優れたフィジカルを武器に活躍する29歳は、得点感覚も持ち合わせていることを証明する得点であった。