モハメド・サラーが4ゴールに絡み、リーズ・ユナイテッド戦で大暴れした。プレミアリーグ第19節、リバプール対リーズが現地時間2月23日に行われ、ホームのリバプールが6−0の勝利を収めた。この試合で見せたサラーの圧巻のプレーとは。
■サラーが4ゴールに絡む活躍
大量6得点となった試合の口火を切ったのは、サラーだった。前半15分に相手のハンドで得たPKをサラーが決め、リバプールが先制に成功。すると30分、中央にいたジョエル・マティプからのパスをサラーが右サイドで受けると、そのまま走り込んだマティプへグラウンダーの丁寧なパスを供給。これをマティプがダイレクトで合わせた。丁寧すぎるサラーのパスは、マティプに「合わせるだけだ」と言わんばかりの最高のボールだった。
さらに35分、右サイドでボールを受けたサラーがマネに絶妙なスルーパスを供給。これに反応したマネが抜け出すが、相手に倒されてPKを獲得。このPKをサラーが決めて、これでこの日自身2点目となった。
これだけでは終わらなかった。80分には前線からの守備でリバプールがボールを奪うと、ジョーダン・ヘンダーソンからのパスをサラーが受ける。サラーは左足でペナルティエリア右に抜け出したヘンダーソンにスルーパス。ヘンダーソンは中央へグラウンダーのクロスを送ると、最後はマネが合わせた。
サラーが圧巻のプレーで、2ゴールを含む4ゴールに絡んだ。90分にはディヴォック・オリギのシュートのこぼれ球をマネが押し込み、マネもこの日2ゴールを記録。さらに93分にアンドリュー・ロバートソンの左CKにフィジル・ファン・ダイクがヘディングで合わせてゴールネットを揺らした。これで試合は終了。リバプールが大量6得点で6−0の勝利を収めた。なお、日本代表MF南野拓実はベンチ入りしたものの、出番なしに終わった。