■高校選手権の話題のセットプレーを披露!
純烈ジャーがメインスタンド前に現れるや、悪者にいきなりパンチやキックを見舞った。ヒーローから殴る蹴るのフルボッコにされた悪者は、あっという間に退治されたのだった。
その後、本物の純烈が現れて無事にピッチに立つと、始球式を実施。先の高校サッカー選手権で高川学園高校が見せた話題のセットプレーの“秘儀”を意識したキックで見事にゴールを決めてみせた。
純烈ジャーのおかげでなんとか開催に持ち込めた多摩川クラシコは、両チームの選手が熱戦を披露。今冬の高校選手権で青森山田高校を主力として優勝に導いた新人MF松木玖生がいきなり先発デビューし、川崎相手にフィジカルの強さを見せつければ、川崎の今季の補強の目玉であるチャナティップがスルーパスなどでチャンスを作った。
試合は、81分にレアンドロ・ダミアンが決勝ゴールを決めて川崎が勝利。純烈ジャーのように圧勝とはいかなかったものの、3連覇に向けて白星スタートを切ることができた。