鹿島に復帰の鈴木優磨「小笠原満男からの背番号40」と「キャプテンマーク」の意味【Jリーグプレシーズンマッチ 鹿島アントラーズvs水戸ホーリーホック】(2)の画像
交代直前、ボールパーソンに催促する鈴木優磨 撮影:原壮史
鹿島アントラーズ対水戸ホーリーホック 20220213

Jリーグ プレシーズンマッチ いばらきサッカーフェスティバル 鹿島アントラーズvs水戸ホーリーホック 2022年2月13日 14:00キックオフ】

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 しかし、ボールを見つめて自分だけの世界に入った鈴木だったが、蹴ったボールは方向を読み切った中山開帆に防がれてしまった。

 その後、なかなかゴールに迫れず、53分には木下康介のゴールで先制を許してしまった。

 そんな状況での途中交代は、プレシーズンマッチといえども悔しさに溢れるものだ。PK失敗そのものや、J2の水戸に初黒星を喫するかもしれないということよりも、単純に自分がチームを勝利に導けなかったことが悔しくてたまらなかったに違いない。

PKを蹴る鈴木優磨 鹿島アントラーズvs水戸ホーリーホック(20220213)撮影/原壮史

 背番号40は、小笠原満男がつけていたから選んだ。「このクラブに一番タイトルをもたらしてきた人の背番号を、責任と覚悟を持って背負う」と言ってみせる鈴木は、副主将も務める立場になった。

 この試合では主将の土居聖真がメンバーから外れたため、キャプテンマークもその腕に巻いた。

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