欧州主要国の2022年冬の移籍市場が閉幕した。冬の移籍市場では動きが少ない傾向にあるが、今年の移籍市場は大物の移籍もあった。今回は、2022年冬の移籍市場で移籍となった注目の欧州クラブ選手10人を市場価値とともに紹介する。※(1)、(2)5人ずつ紹介。市場価値はtransfermarktを参照、2021年12月23日時点。1ユーロ=130円で計算。
■ウルグアイ代表MFがイングランドへ
MF:ロドリゴ・ベンタンクール(ウルグアイ代表)
クラブ:ユベントス→トッテナム
生年月日:1997年6月25日(24歳)
ウルグアイ代表MFロドリゴ・ベンタンクールがユベントスからトッテナムへ完全移籍となった。欲しかったストライカーを獲得したユベントスだったが、中盤で主力を担っていたベンタンクールの放出は痛かったかもしれない。2017年から在籍するセリエAの名門を離れ、初のイングランド挑戦となる。
この24歳MFは2月5日に行われたFAカップ4回戦ブライトン戦に途中出場を果たし、トッテナムデビューとなった。続く2月9日のプレミアリーグ第24節サウサンプトン戦でもベンチ入りを果たし、60分からの途中出場でプレミアデビューを果たした。
トッテナムのボランチにはエール=エミール・ホイビュアが絶対的な存在。さらにハリー・ウィンクスもリーグ戦ではここ3試合スタメン出場を果たしている。まずはこの2人からポジションを奪うことが先決だ。