■圧倒的身体能力による守備をMLSでも期待
チアゴ・マルチンスの特徴といえば、フィジカルコンタクトで負けない強さと裏抜けに対応できるほど速いスプリントを活かした守備。
Jリーグのなかでもかなり高い位置に最終ラインを敷き、後方に大きなスペースを残す横浜FMを自慢のスピードやフィジカルでカバーしてきた。
また、『Football LAB』が集計する「チャンスビルディングポイント(シュート機会への貢献)」の「奪取」と「守備」の項目では、2位に大きな差をつけてチームトップを飾っている。
昨シーズンのリーグ第32節北海道コンサドーレ札幌戦では、裏に抜けた相手FW小柏剛に追いつき、マッチアップした際に体をぶつけて転倒させる場面も。その強靭な肉体を活かしたディフェンスを、MLSでも披露できるだろうか。