昨年、ユーロ２０２０の試合中に心停止したデンマーク代表ＭＦクリスティアン・エリクセン。所属するインテルとは契約解除に至っていたが、プレミアリーグにてキャリアを再開させる見込みのようだ。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。
■ユーロ２０２０で倒れるも一命を取り留める
エリクセンは昨夏に行われたユーロ２０２０にて、フィンランド代表との試合に先発出場。しかし、プレー中の４３分に突如、心停止の発作を起こし、ピッチ上で倒れた。突然の出来事に、スタジアムは静まり返ったが、ピッチ上で救命措置を受けたのちに、病院に搬送されると、なんとか一命を取り留めた。
その後、エリクセンは心臓の働きを補助するための植え込み型除細動器（ＩＣＤ）を装着して個人トレーニングに励むも、イタリアではＩＣＤを装着したままのプロスポーツ活動は禁止されている。そのため、エリクセンは昨年のうちにインテルを退団。
それでもキャリア継続を望んだデンマーク代表ＭＦは、アカデミー時代に在籍した古巣オーデンセやアヤックスなどでトレーニングを積み、プレーできるクラブを探していた。
