■日本の至宝

久保建英 撮影:中地拓也

 まずは日本の至宝・久保建英だ。4-3-3ではインサイドハーフでも考えられるが、右ウィングでの出場が考えられる。だが、ここには伊東純也の存在が大きい。4-2-3-1ではトップ下が最適だろう。その場合遠藤航田中碧がボランチを組み、久保がトップ下でスタメンに名を連ねる可能性もある。

 途中出場でも実力を遺憾無く発揮してくれるだろう。勝負の後半に日本の攻撃が停滞気味になった場合、久保の小気味良いパスや果敢なドリブル突破、正確無比なキックで日本にリズムを与えてくれるに違いない。

 久保は、2021年12月4日に行われたラ・リーガ第16節アトレティコ・マドリード戦で値千金の決勝ゴールを記録。見事なカウンターからゴールを決めた。2019年6月に代表デビューとなった久保だが、A代表では未だゴールなし。東京五輪で大活躍の久保は、怪我を乗り越え約4か月ぶりに復帰を果たした代表で救世主となれるのだろうか。

PHOTO GALLERY 全ての写真を見る
  1. 1
  2. 2
  3. 3