■吉田・冨安以外で、唯一最終予選でプレーしている植田「誰が出ても問題ない」
最終予選の初戦となったオマーン戦にて吉田とコンビを組んだ植田。吉田・冨安以外では、最終予選に唯一出場しているCBの選手だ。
そのオマーン戦では、相手のクロス時にエリア内でのマークの受け渡しが曖昧となり、失点に絡んでしまった。
しかし、「オマーン戦で負けたことは自分のなかでもかなり大きいことで、いろいろ考えることもありました。チームとしても勝ったり負けたりという大変なことがありましたが、自分のなかで整理はできました」とコメント。悔しい経験を昇華できたようだ。
また、残った4人のCBについては「ポジションに関係なく全員が良い準備をしていてコンディションもいいと思います。誰が出ても問題ないです。自分が出たときにはしっかり結果を残したいです」と言及。
なかでも谷口と板倉とは代表でそれぞれ1度ずつコンビを組んだことがある植田だが、「今回来ているCBの選手とはずっと一緒に何度も予選を戦ってきたので、問題なくやれると思います」とコメント。その2人以外とも問題なくプレーできると語った。
さらに「この2試合は自分のことよりもチームのことにフォーカスしています」と、谷口と同様、個人としてのアピールではなく予選突破のために戦うことを強調している。
守備の要が揃って不在という窮地に陥っているなか、アピールよりもチームの勝利を優先すると語った谷口と植田。この窮地を乗り越えての2連勝を期待したい。