ドイツ1部のアルミニア・ビーレフェルトで絶好調の男・奥川雅也が日本代表メンバーから外れた。
日本サッカー協会(JFA)は1月22日にオンラインで会見を行い、ワールドカップカタール2022・アジア最終予選グループB第7節中国代表(1月27日)、第8節サウジアラビア代表(2月1日)戦に臨む日本代表メンバー23名を発表した。
■ドイツで絶好調
奥川は2020年11月に追加招集で日本代表初招集となった。しかし、当時所属していたザルツブルクでクラスターが発生したため、招集を見送られ、それ以来、代表への招集はない。
だが、今季の奥川は絶好調。ここまで公式戦21試合に出場し8ゴール2アシストを記録。リーグ戦では2021年12月14日の第16節ボーフム戦から1月16日の第19節グロイター・フュルト戦まで4試合連続のゴール。同21日に行われた第20節のフランクフルト戦では、5試合連続のゴールこそなかったものの、スタメン出場で勝利に貢献。ビーレフェルトはリーグ戦で5試合負けなし。残留圏内に浮上している。
トップ下、両ウィング、センターフォワードでもプレーできる奥川が招集されれば、日本代表に新たなオプションが生まれるはず。もちろん、アジア最終予選という公式戦で代表出場経験のない選手を呼ぶことのリスクなどはあるだろう。ましてや奥川はビーレフェルトにとって欠かせない選手。怪我などでコンディションが下がってしまったら、今後に不安を残すことにもなる。