■日本人では奥川が勝利
鎌田は88分までプレー。
シュートとドリブルはどちらも前後半それぞれ1回ずつ。チーム全体が普段よりもゴール前でボールを持てなかったことで、フィニッシュの場面に絡むことが少なくなったものの、長谷部と同じく縦パスで攻撃陣を活性化させようと試みた。
しかし、80分にパスが弱くなったことで長谷部がイエローカードと引き換えにビーレフェルトのカウンターを止めなくてはならない場面を作ってしまったように、上手くいかない日だった。
日本人対決に勝利した奥川は、ドリブルだけでなくインテリジェンスの部分で成長を遂げていることを示してみせた。
今季リーグ戦7ゴールという好調から、期待は高まるばかり。1月22日に発表された日本代表メンバーには選ばれなかったが、新たな姿も見せている奥川を求めるファンの声は、ますます大きくなるだろう。
■試合結果
アイントラハト・フランクフルト 0-2 アルミニア・ビーレフェルト
■得点
5分 パトリック・ヴィマー(ビーレフェルト)
27分 アレッサンドロ・シェプフ(ビーレフェルト)