■23歳DFの超弾丸ミドルが炸裂

 試合終了間際の87分、左サイドでロベルト・フィルミーノからのパスを受けたアレクサンダー=アーノルドがペナルティエリア手前でワントラップから右足を振り抜くと、スピードに乗ったボールはゴール左上の隅に勢い良く突き刺さった。

 まさにワールドクラスのゴールが炸裂。目が追いつかないほどのスピードでゴールに突き刺さった。足を振り抜くスピードが非常に速く、かつ完璧に捉えられたボールはさすがのドゥブラフカも止められず。見事なゴールでこの試合を締めくくった。なお南野拓実はロベルト・フィルミーノの戦列復帰も影響したのか、この試合では出番なしに終わった。

 今季すでにリーグ戦7アシスト記録し、鋭く正確なクロスや正確無比なパスを武器にアシストの名手として知られるアレクサンダー=アーノルド。今季リーグ戦2ゴール目は、ワールドクラス級のスーパーゴールとなり、アシストだけではない、というところを見せつけた。

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