■早すぎる招集の真相は?
2022年1月の試合であるにもかかわらず、1か月以上も前のメンバー発表となった理由は、Jリーグにある。天皇杯に残っている川崎フロンターレ、大分トリニータ、浦和レッズ、セレッソ大阪はまだオフではないが、Jリーグは全日程が終了し、各クラブはこれからオフシーズンに入る。その前に代表に入る選手を発表しておきたかったということのようだ。
技術委員長の反町康治氏は代表発表会見で「これだけなんで早く発表したかというと、皆さんもご存知のように天皇杯以外のチームはオフ期間に入っているところも多いと思いますので、そうした選手に年明けという形になるかもしれませんけど、しっかりとした準備をしていただきたいというところを含めて、早い時期にこうして発表させていただいたと理解していただければと思います」と明かした。