■なでしこキラーがハットトリック&記録更新
イングランドの「エース」エレン・ホワイトはなでしこジャパン(日本女子代表)キラーとして知られている。ホワイトは2019年6月に行われた女子ワールドカップ・グループリーグでなでしこジャパン相手に2ゴールを記録。昨年3月のシービリーブスカップでも1ゴール。さらには英国代表として臨んだ東京五輪でもグループリーグでなでしこジャパン相手に1ゴール。いずれの試合も自らのゴールでイングランドを勝利に導いている。
なでしこにとっての天敵・“なでしこキラー”のホワイトがこの試合で記録を更新した。先制ゴールから3分後の6分、ペナルティアークからミドルシュート。これがゴールに決まった。ホワイトはこのゴールで代表通算46ゴールとし、元イングランド代表FWケリー・スミス氏の同国代表最多得点記録に並んだ。
最多得点記録に並んだゴールからさらに3分後の9分、右からのクロスをホワイトがダイレクトで合わせてゴール。あっさり最多得点記録を更新した。49分にもホワイトはゴールを決め、ハットトリックを記録。これで代表通算ゴール数を48とした。