■2試合連続のゴール
前半11分、右サイドのセンターライン付近でパトリック・ヴィマーがボールを受けるとドリブルを開始。そのままペンルティエリア手前まで持ち上がると、ペナルティエリア内へ浮き球のスルーパス。これを奥川がダイレクトボレー。これがゴール左へ決まった。
走り込みながらかつ、後ろからのボールという難しいシュートだったが、奥川はしっかりと決めて見せた。得意の抜け出しから、抜群の判断力、そしてシュートセンスと奥川の持ち味が存分に発揮されたゴールシーンだった。
奥川はこれで2試合連続、今季3ゴール目。決定力不足が批判される日本代表へ奥川が招集される可能性もあるのではないだろうか。昨年11月にA代表初招集を受けたが、チーム内で新型コロナウイルス陽性者などが出たため代表辞退となった。奥川はこの調子を維持していれば、A代表再招集は十分あり得るだろう。