■ビーストが吠えた
林はサガン鳥栖時代にそのプレースタイルからビーストと呼ばれ、その愛称が定着した。今回の試合でもビーストのごとく、ゴール直後に吼えた。前半31分、スティーブ・デ・リッダーが右サイドから林へグラウンダーのパスを供給。これを林が右足ダイレクトシュート。うまくコントロールされたシュートは綺麗にゴール左へと吸い込まれた。
右からのグラウンダーのパスを見事ダイレクトで合わせた林のゴール。簡単ではないボールだったが、しっかりと抑えられたコントロールショットは綺麗にゴール左に吸い込まれた。林のテクニック、さらにはゴールへの嗅覚が光ったゴールシーンだった。
現在日本代表では、大迫勇也の後継者がいない状況となっている。決定力不足も不安視される中、林の決定力が上がれば日本代表に呼ばれる可能性は高い。ポストプレーもできる林は、大迫の後継者としてふさわしい存在。早くA代表でも見たい選手だ。