■すぐに声明を発表
結果的に、この湘南戦が仙台の降格を決めるゲームとなってしまったが、クラブはすぐに〈ベガルタ仙台と共に闘い、応援していただいているすべての皆様へ〉と題して声明を出した。〈J1リーグ残留でお返しすることができませんでした。東日本大震災から10年となる節目の年に、結果を残すことができなかった現実を真摯に受け止めております〉と謝罪したうえで、〈来シーズンJ1復帰を目指す戦いを今日から始めます〉と決意を新たにするものだった。
仙台は13季ぶりにJ2を舞台に戦うことになる。その前に、今季のJ1はまだ2試合残っている。J1再々昇格へ弾みをつけるためにも、まずはこの2戦を全力で戦い抜くつもりだ。