日本サッカー協会(JFA)は11月4日、FIFAワールドカップカタール2022アジア最終予選グループB第5節ベトナム代表戦(日本時間11月11日)と第6節オマーン代表戦(同11月17日)に臨む日本代表メンバー27名を発表した。現在グループBで4位の日本はここから本当に負けられない戦いが続く。今回発表されたメンバーには初招集のメンバーや久々に招集されたメンバーもいる。得失点差の関係で、大量得点が必要になるベトナム戦にむけての注目選手5人を紹介していく。
■A代表初選出
川崎フロンターレの今季J1優勝に貢献した一人が旗手怜央だ。今季の川崎Fでも主力として活躍し、チームのJ1連覇に貢献した。同世代の田中碧、三笘薫がシーズン途中に海外へ移籍していく中、川崎Fで奮闘。優勝を決めた浦和レッズとの試合での涙は印象的だった。
旗手は東京五輪で5試合に出場し、1アシストを記録。日本のベスト4入りに貢献した。そして川崎Fでも試合に出場し続け、このタイミングでのA代表初選出。どれだけ出場時間が与えられるか分からないが、練習からアピールしたいところ。今回のメンバーでは東京五輪に参加した選手や川崎Fでともにプレーしていた選手もいる。そういった意味では連係面での問題はないだろう。