■クラブのポリシー「クラブ以上の存在」が揺らいでいる
クラブのポリシーとなっている「Més que un club」(クラブ以上の存在)は1968年に登場した言葉だ。
今ではその定義に8つの要素があるが、その中の1つは「独自のスタイルでプレーすることに勝つことと同じ重きを持っているクラブである」というものだ。独自性を持つことの意味、そして失うことの意味は、カタルーニャの歴史が示している。だからバルセロナというクラブにとってそこは譲れない。
そこが揺らいでいる。クラシコでさえそれを感じさせるほどに。
Més que un clubであり続けることができるかどうか。ブラウグラナは岐路に立っている。いつだってクレだよ、とチームを後押しした客席は、いつもより大人しかった。
■試合結果
バルセロナ 1-2 レアル・マドリード
■得点
32分 ダビド・アラバ(レアル)
90+2分 ルーカス・バスケス(レアル)
90+6分 セルヒオ・アグエロ(バルセロナ)