■結果がついてきた浦和
この試合の浦和は、圧倒しながらもゴールが入らなかった(後半アディショナルタイムに双方がPKを決めて1-1)前節とは打って変わって結果がついてきた。
前半の飲水タイムまでに立て続けにゴールを奪って3-0とすると、1点を返されてもキャスパー・ユンカーが4-1と再び突き放すゴールを沈め、45分で試合の行方を決めた。
リカルド・ロドリゲス監督がハーフタイムにユンカーを下げたことで、試合が既に決したという印象はより強まることになった。ちなみに「全員が良い状態でいられるようにする」ための采配をする余裕を持てた指揮官は、江坂のゴール後、78分に汰木康也を槙野智章に替え、4バックから3バックへと変更することまでしている。