■2ゴールの汰木「ラストのクオリティ次第でゲームが変わる」
2ゴールの活躍を見せた汰木はリーグ戦4試合ぶりのゴールとなった。汰木は試合後の会見で、「自分のゴールシーンも含めて、ゴール前でのクオリティーを上げていこうという前節の反省点を生かせた試合で、チームとしても自信になると思う。最近はチームとして、後ろから組み立ててパスをつなぎ、相手を剥がしながらゴール前までいくというサッカーを意識していて、優位性を保ったゲームは自分たちの特長です。今日に限らず、最近はゲームを支配できるような時間帯が多く、ラストのクオリティ次第でゲームがどう転ぶかというところだと思うので、今日はそれが良い方にいったので良かった」と振り返った。
汰木の1点目は、江坂とユンカーを経由する絶妙なパスワークから生まれた。この場面ではユンカーがボールを受けた際、汰木は交差するように前線へ走っている。汰木はこのシーンでの狙いについて、「最初は自分が直接、(江坂)任くんから(ボールを)もらおうと斜めに走りましたが、それが結果的にクロスするようなシーンになった。キャスパー(ユンカー)にボールが入った後、シュートを打つかなと思って、若干スピードを緩めたが、信じて走り込んだので、結果としてゴールに繋がった。チームで後ろから繋いだ結果のゴールシーンだったので、僕だけではなく、チームとしても自信になる1点だったと思います」と、チーム内での意思疎通が図れていたと話す。
さらに、汰木は2点目の起点となった“ある選手”についても言及した。
■試合結果
浦和レッズ 5―1 柏レイソル
■得点
15分 汰木康也(浦和レッズ)
21分 関根貴大(浦和レッズ)
23分 汰木康也(浦和レッズ)
33分 マテウス・サヴィオ(柏レイソル)
45分 キャスパー・ユンカー(浦和レッズ)
59分 江坂任(浦和レッズ)