■10月22日/J1第33節 浦和レッズ―柏レイソル(埼スタ)
22日に行われたJ1第33節では、浦和レッズと柏レイソルが対戦し、ホームの浦和が5-1で圧勝した。来季のACL出場権獲得を目指す浦和は、暫定ながら4位に浮上した。
浦和は、前節のG大阪戦では主導権を握ったものの、1-1の引き分けに終わった。浦和のシュート数は25本とほとんどの時間を攻撃に費やしたものの、ゴール前での精細を欠き、今節の柏戦でどのように修正できるかが注目されていた。
しかし、蓋を開けてみれば、前節から見えた懸念材料は杞憂に終わった。浦和は、前半15分にパスワークでボールを繋ぎ、最後はMF汰木康也がゴールに突き刺した。先制後も浦和は攻撃の手を緩めない。前半21分にはMF関根貴大がPKを決めると、その2分後にはセカンドボールを拾った汰木がペナルティエリアの左から鮮やかなシュートで再びネットを揺らした。前半33分には1点を返されたが、前半終了間際にはFWキャスパー・ユンカーがリーグ戦ではおよそ2か月ぶりとなるゴールを決めて、前半だけで4-1と大量リードで折り返した。
後半に入っても浦和のペースで試合が進み、テンポよくボールを繋いでいく。後半14分には古巣対決となったMF江坂任がダメ押しの5点目を決めた。その後も相手の追随を許さず、今シーズン最多得点の5-1で勝利した。