■リカルド監督「焦らずに自分たちのサッカーをする」
浦和は8月29日に行われた第27節・湘南戦でのスコアレスドローを最後に、直近7試合はすべて得点している。大量失点を喫した第31節の神戸戦でも、後半にMF小泉佳穂のゴールが決まり、一矢報いた。さらに、こうした結果を出しているのは一人だけではなく、何人かの選手がゴールやアシストに絡んでいる。特定の選手に依存せず、結果を出せていることが大きな特徴だ。
リカルド監督も、
「湘南戦以降は、神戸戦も含め、全ての試合でゴールを決めている。攻撃を仕掛けて1~2点取れれば、相手にとっては3点取らなければいけない状況になるので、自分たちのサッカーをして、しっかりとペナルティーエリアに侵入していくことを目指したい。(準々決勝・第2戦の)川崎戦では、(江坂)任が試合開始から10分も経たずにゴールを取ったことにより、非常に良い状況になった。
早く(点を)取ることができればより良いと思うが、試合終盤の残り1分で決めたとしても、1-0で勝てば決勝に進めるということも頭に入れながら、焦らずに、守備もしっかりとやりながらゴールを目指していきたい。2点が取れればより良いですね」
と、リベンジを誓った。
ルヴァンカップ準決勝・第2戦は、10日にC大阪のホームで行われる。浦和にとって5年ぶりの決勝進出のためには、アウェーゴールを挙げることが必要になる。準々決勝の川崎戦のような“最後まで諦めない姿勢”を見せて、あの時のように逆転突破を再現できるか。