■10月2日/J1第31節 ヴィッセル神戸―浦和レッズ(ノエスタ)
2日にJ1第31節が行われ、同じ勝ち点で並ぶヴィッセル神戸と浦和レッズの試合は、来季のACL出場圏が与えられる3位進出をかけての上位対決となった。試合は、神戸が5-1で圧勝し、勝ち点を57に伸ばした。一方、公式戦10試合無敗だった浦和はおよそ2か月ぶりの敗戦となり、3位争いから一歩後退した。
リーグ戦も残り8試合となるなか、僅差で5チームが並ぶ3位争いはさらに熾烈を極めている。浦和は今節で勝ち点を拾えず、加えて大量失点を喫したため、得失点差においても神戸に差をつけられた。
左CBで先発したDFアレクサンダー・ショルツは、「立ち上がりが悪かった。神戸のようなクオリティのあるチームに対してそういう(試合の)入り方を見せてしまうと、そこを突かれてしまう。5失点をしてしまい、試合中にはその解決策が見つからなかった」と、振り返った。
今夏に浦和に移籍したショルツは、第25節の徳島戦で移籍後初先発となり、そこから7戦に連続出場。最近はDF岩波拓也とセンターバックのコンビを組むことが多いが、長らく浦和の先発メンバーに名を連ね続けたDF槙野智章をベンチに押しやり、早くもスタメンに定着している。
ショルツの先発出場と比例するように、チームも完封勝利や無敗を継続していたが、無敗記録はここでストップした。