Ｊ１リーグ第３１節 湘南ベルマーレー横浜Ｆ・マリノス
１０月１日（金）｜１９:００ レモンガススタジアム平塚
湘南ベルマーレ、横浜Ｆ・マリノスとも、連続でのダービーに臨む。そして、どちらも勝利を希求している点も共通している。
湘南は前節、川崎フロンターレとの神奈川ダービーを戦った。良い内容で、先制点も奪いながら、終了間際に逆転を許してしまった。山口智監督に交代してから勝利がないことも気がかりだが、１７位の徳島ヴォルティスとは勝ち点１差と、ついに今節には降格圏に落ちる可能性が出てきてしまった。
横浜ＦＭの前節は、横浜ＦＣとのダービーマッチだった。攻撃の迫力を出し切れないままに先制を許し、退場者を出しながらも一度は逆転したものの、終了間際に追いつかれた。際どい場面もあり、負ける可能性も十分にある試合だった。ミッドウィークにゲームのあった首位の川崎とは、暫定ながら勝ち点１２の差が開いてしまった。
互いに、追うものがある。そのためには、「決して負けられない」神奈川ダービーとなる。
■湘南ベルマーレ
１６位 勝ち点２７ ５勝１２分１３敗 ３０得点３６失点 得失点差－６
【出場停止】なし
【直近５試合結果】
Ｌ●１－２ 川崎（Ａ）
Ｌ●１－４ Ｇ大阪（Ａ）
Ｌ△１－１ 福岡（Ｈ）
Ｌ●０－２ 大分（Ａ）
Ｌ△０－０ 浦和（Ｈ）
【通算対戦成績】
Ｈ １９試合・ ４勝２分１３敗
Ａ １９試合・ ６勝２分１１敗
計 ３８試合・１０勝４分２４敗
【直近対戦成績】
２０２１年 ４月 ３日 Ｊ１第 ７節 △１－１（Ａ）
２０２０年１１月１１日 Ｊ１第２６節 ○１－０（Ｈ）
２０２０年 ７月 ８日 Ｊ１第 ３節 ●２－３（Ａ）
２０１９年１０月１９日 Ｊ１第２９節 ●１－３（Ａ）
２０１９年 ５月３１日 Ｊ１第１４節 ●１－２（Ｈ）
【今節のみどころ】
流れは徐々に良くなっているかに見える。２試合無得点が続いたが、アビスパ福岡と１－１で引き分けると、前節は川崎相手に先制。逆転負けを喫したものの、内容的には健闘したと言っていい。
歩みを先に進めるために、次に欲しいのは複数得点だ。今季のＪ１で湘南は「最多タイ」の１２引き分けを記録しているが、そのうち１－１で終わったのが６試合。その中には、横浜ＦＭとの前回対戦も含まれている。あと１点取れていれば、状況は大きく変わっていたかもしれない。そんな分水嶺はたくさんあったのだ。
今季、複数得点は６試合。５試合ぶりの複数得点で気分良く中断期間に入り、今後の立て直しにつなげたい。
