■復活のダメ押し弾
81分、ついに待望の瞬間が訪れる。デ・ヨングに代わってファティが投入される。バルセロナの新背番号10がついに今季初出場を果たした。すると、18歳の神童がいきなり結果を残す。
後半アディショナルタイムの91分、デパイからのフリックは相手に当たりルーズボールになるも、ファティがそれを拾いドリブルを開始。そのままドリブルで持ち込み、ペナルティアーク内で右足のシュート。これがゴール左に突き刺さった。本人にとっても嬉しい復帰戦での今季初ゴールとなった。
このゴールでまず凄いのはファティの推進力。ルーズボールを拾い、相手陣内へ進入。ペナルティアークから見事なミドルシュートを決めた。ファティの技術が光った場面だろう。