J1リーグ第30節 FC東京―浦和レッズ
9月25日(土)|15:00 味の素スタジアム
【今節のみどころ】
チームのレジェンドである長友佑都の電撃復帰から、徐々に復調の兆しを見せるFC東京。今節は、好調をキープする浦和レッズをホームに迎える。浦和にとっては、ACL出場圏を賭ける3位争いに向けて、是が非でも勝ち点3を手にしたい一戦だ。
注目は、浦和の酒井宏樹と長友による“サイド対決”。現在の日本代表でサイドバックを務めている2人は、長年にわたる海外クラブでの経験を経て、今夏にJリーグに復帰。早くもそれぞれのチームで持ち味を発揮し、攻守を牽引する存在になっている。今節も、長友は左SB、酒井は右SBで先発することが濃厚。この2人の豪華なマッチアップが見られるだろう。同サイドでの激しいディエルを制し、チームを勝利に導くのはどちらか。
■FC東京
8位 勝ち点46 13勝7分10敗 41得点37失点 得失点差4
【出場停止】レアンドロ
【出場微妙・故障者】中村、内田
【直近5試合結果】
L△1-1 名古屋(H)
L○4-0 横浜FC(H)
L●0-1 柏(H)
ル○2-0 札幌(H)
ル●1-2 札幌(A)
【通算対戦成績】
H 23試合・ 6勝 7分10敗
A 23試合・ 4勝 5分14敗
計 46試合・10勝12分24敗
【直近対戦成績】
2021年 2月27日 J1第 1節 △1-1(A)
2020年 9月30日 J1第29節 ○1-0(A)
2020年 7月18日 J1第 5節 ○2-0(H)
2019年11月30日 J1第33節 △1-1(H)
2019年 3月30日 J1第 5節 △1-1(A)
【今節のみどころ】
22日に行われた前節の名古屋戦では、MFアダイウトンのゴールで先制するものの、相手に追いつかれ、1-1の引き分けに終わった。MFレアンドロがレッドカードで退場になったあとも攻撃的に仕掛けることができた点は、今後のチームの布石となるか。
今節は攻守ともに好調の浦和を迎える。これまで攻撃の中核を担ってきたレアンドロが今節も出場停止となる。前節から中2日という厳しい日程の中、レアンドロの出場停止によって、長谷川健太監督は先発メンバーやシステムの変更を強いられるかもしれない。
注目選手は、古巣対決となるMF青木拓矢。浦和に6年在籍した青木は、徐々に出場機会を得て、“青赤”のユニフォーム姿も板についてきた。新戦力が主軸となっている今の浦和は、青木にとって旧知のメンバーは少ないが、持ち前の運動量を生かして古巣を苦しめることができるだろうか。