■2018年は中島翔哉がいて…
大住「森保監督が就任した2018年の秋は、すごく試合が面白かったでしょ? 見ていてワクワクして」
後藤「ははは、中島翔哉がいてね」
大住「中島翔哉がいて、南野がいて、何だかすごくワクワクするようなサッカーだった。そうい選手たちが見せていた、アグレッシブに前に行こうとか、突き破ろうという姿勢がどんどんなくなっちゃって。単純に走るスピードも落ちているのかもしれないけど」
後藤「そういう選手の一人だった堂安律が、今回はいなかった。その代わりに、一世代前の選手が出てきたけど、あんまりだったんだよね」
大住「このワクワクしないというのは、スピード感がないということだと思う。スピード感のない攻撃では、この先ちょっと厳しい感じがする。だから、若返りというテーマじゃなくて、本当にチームを変えていくプロセスを早くしないといけないんじゃないか、と感じた」