■連戦の疲労と連携面での課題
新戦力とのコンビネーションに関してはまだ改善の余地がある。今シーズンの浦和はボールを保持して最終ラインからのビルドアップを試みるスタイルだが、今節では浦和ボールになった際に後ろから攻撃の組み立てようとしてもなかなか機能しなかった。逆に、味方選手との距離が甘いところを相手に突かれたり、パスミスを拾われる場面が散見。高い位置で相手にボールを奪われると、そのままピンチを迎えることも多かった。
また、18日に行われた天皇杯ラウンド16で浦和はアウェーで京都と対戦し、中2日で今節に臨んだ。アウェーでの連戦の影響もあったのか、試合全体をとおして選手たちに疲れも見受けられた。
それでもリカルド・ロドリゲス監督は、「新加入選手がまだお互いの特徴も分からないまま、(試合を)やりながらお互いを知っていくような形になったが、そのなかで勝てたことは大きい。疲れもあって、ギリギリの状態でプレーしてくれた選手もいた。ここからプレー面での改善をしていきたい」と、厳しい状況ながらも一定の手応えを話した。
一方、ショルツ本人は、チームメイトとのコミュニケーションについて明かした。
■試合結果
徳島ヴォルティス 0-1 浦和レッズ
■得点
62分 関根貴大(浦和レッズ)