Jリーグはシーズン後半戦に突入した。頂点を、あるいは残留など、それぞれの目標を目指して各クラブが熱い戦いを繰り広げている。
ピッチ外でも懸命の努力は続く。より高みを目指すための補強によるチーム強化である。
「西の巨人」が、ついに動いた。ヴィッセル神戸が、夏の移籍市場で新戦力を獲得したのだ。
これまでも巨額の資本を背景に、アンドレス・イニエスタら世界的名手を獲得してきた。今回もまた、ヨーロッパから代表クラスの選手を招いた。ただし今回獲得に成功したのは、日本人選手である。
現役日本代表FWが、8年ぶりに日本に戻ってきた。大迫勇也はブンデスリーガで2部に降格したブレーメンを離れ、Jリーグでプレーすることを選択した。さらには武藤嘉紀だ。ドイツ、イングランド、スペインと渡り歩いて血肉にしてきた経験を、神戸に還元することだろう。
今日から再開されるリーグ戦で、2人が神戸、さらにJリーグに、どんな化学反応を起こすだろうか。
ここでは育成型期限付き移籍も含め、今年5月以降、8月8日までに正式発表されたJ1クラブの動向を画像でまとめた。
(画像でポジションと名前の間にある「完」は完全移籍、「期」は期限付き移籍、「復」は期限付き移籍からの復帰、「昇」は下部組織からの昇格を表す。ポジション名の背景がピンクの選手は、今回新たに情報を更新した選手)