Jリーグはシーズン後半戦に突入した。頂点を、あるいは残留など、それぞれの目標を目指して各クラブが熱い戦いを繰り広げている。
ピッチ外でも懸命の努力は続く。より高みを目指すための補強によるチーム強化である。
港町・横浜が賑やかだ。移籍の風が欧州へ抜け、また南米から吹きつけてくる。
横浜F・マリノスから、日本代表FWオナイウ阿道が旅立った。行き先はフランス。2部リーグながら、トゥールーズでヨーロッパでの挑戦をスタートさせる。
さらにF・マリノスは2人のDFをジュビロ磐田へ送り出した。伊藤槙人は期限付きだが、アカデミー育ちの高野遼は完全移籍でトリコロールのユニフォームを脱ぐ。
その一方で、前線には浦和から杉本健勇を獲得。この新旧日本代表FW入れ替えなどで、首位川崎フロンターレ追撃の態勢を整えようとしている。
同じ街で、横浜FCも積極補強を進める。さらに2人のブラジル人を獲得し、この夏だけで5人の外国籍選手を国内外から迎えた。J1残留への本気度を示し、その意気込みを結果につなげようとしている。
ここでは育成型期限付き移籍も含め、今年5月以降、7月23日までに正式発表されたJ1クラブの動向を画像でまとめた。
(画像でポジションと名前の間にある「完」は完全移籍、「期」は期限付き移籍、「復」は期限付き移籍からの復帰を表す。ポジション名の背景がピンクの選手は、今回新たに情報を更新した選手)