■浦和に下された処分
この6月20日の試合は、浦和がエントリー資格のなかった選手を出場させていたとして、Jリーグは浦和を「0-3」負けの扱いとし、けん責の処分を下したのだ。
Jリーグの発表では、〈「指定公式検査において陰性判定を得ていること」が求められているところ、浦和レッズは、指定公式検査において陰性判定を得ていない選手を本件試合に出場させた〉ことが理由となっているが、「個人記録は変更しないものとする」との条件も付帯されている。
実際には2-3で浦和が敗戦したが、記録上は「0-3」の負け。ユンカーのゴールも「幻」となりかけたわけが「個人記録は残る」という条項が現実化する形で、改めて今回、月間のベストゴール、そして「年間最優秀ゴール」の候補に選出された。
「月間MVPに続いて、新たな個人賞を受賞できて、とてもうれしく思いますが、私にとってはチームとして受賞できた賞だと思います。今後もチームとしてさらに良くなっていき、成長していくことが大切だと思います」
と、あらためてコメントで喜びを明らかにしたユンカー。
後半戦でも、爆発を見せてほしい。