7月9日、Jリーグが6月の「月間ベストゴール」を発表。
浦和レッズのFWキャスパー・ユンカーが、6月20日の湘南ベルマーレ戦の53分で決めたゴールが受賞した。「年間最優秀ゴール賞」にもノミネートされることになったこのゴールは、
「自陣で味方のクリアーボールを拾い、小泉につなぐ。その後の猛ダッシュ、それに合わせた小泉の絶妙なパス、湘南の2人と競り合いながらGKのポジションを確認、そして芸術的なループシュート。カウンターアタックのお手本になる」(原博実委員)
「ボックス内の動きだけではなく、こんなお洒落なループシュートもできます!ゴールから70メートル地点で起点になり、すぐさまスプリント!コントロールのコースも良く、最後はキーパーの頭上を浮かせるシュート!FWとして大事な要素が全て詰まったゴール!」(播戸竜二委員)
「ここまで鮮やかで芸術的なカウンターはなかなか見られない。スルーパスもワンタッチ目もシュートもお見事」(寺嶋朋也委員)
「脅威的なランニングスピードからGKの頭上を抜くコントロールされたチップキックシュート。トップスピードから繊細な技術を発揮した素晴らしいゴール!」(柱谷幸一委員)
と各委員から絶賛。
ユンカーは今回が初の受賞となったが、このゴールは実はいわくつきのものだった。