■J1契約満了の過去も
中でも期待がかかるのが、やはり三幸秀稔。現在28歳と選手としてちょうど“いい時期”に差し掛かっている。2019年までJ2山口に在籍しており、湘南に移籍してきたのは昨季。2020シーズンは4試合しか出場機会がなく、今季は飛躍が期待された勝負の年となる。
山口では、プレーした4年間でJ2・140試合に出場し、8得点を記録。チームの中心として活躍した。Jリーグ公式のインタビューで、何度も怪我から這い上がってきたサッカー人生であることを告白。甲府から契約満了を告げられたときの気持ちも率直に明かしている。2013年の甲府所属時以来のJ1の舞台。期するものがあるはずだ。このままの出場機会で満足するはずがない。
彼の活躍は、そのまま湘南の巻き返しに直結する。イケメンとしても知られる三幸だけに、チームの人気も高まるはずだ。後半戦は、三幸にピッチ上で長い時間プレーしてほしい、と願う人も多いのではないだろうか。