Jリーグはシーズン後半戦に突入する。頂点を、あるいは残留など、それぞれの目標を目指して、各クラブが熱い戦いを繰り広げている。
ピッチ外でも懸命の努力は続く。より高みを目指すための補強によるチーム強化である。
横浜の街には、ブンデスリーガから2人がやって来る。しかも、チームメイトとして戦っていた2人が、今度は同じ街でそれぞれのライバルクラブに所属するのだ。
横浜F・マリノスは、宮市亮の獲得を発表した。アーセナルに見初められ、高校卒業後にすぐにヨーロッパへと飛び出した。ケガに泣かされることが多かったが、その素質に疑いの余地はないウィンガーが、自身初のJリーグ挑戦に臨む。
首位の川崎フロンターレを猛追する横浜FMとは裏腹に、横浜FCは残留へと必死の戦いが続く。現在は最下位に沈むが、浮上を信じてGKスベンド・ブローダーセンを獲得した。宮市と同じザンクト・パウリでプレーしていたU-24ドイツ代表のGKだ。GK大国から、東京五輪に臨むタレントがやって来ることになる。
ドイツの地で相まみえた2人が、ダービーという舞台で激突する日が楽しみだ。
ここでは育成型期限付き移籍も含め、今年5月以降、7月6日までに正式発表されたJ1クラブの動向を画像でまとめた。
(画像でポジションと名前の間にある「完」は完全移籍、「期」は期限付き移籍、「復」は期限付き移籍からの復帰を表す)