■11月03日/J1第34節 川崎フロンターレ 1-1 浦和レッズ(等々力)
川崎フロンターレが2連覇を達成した11月3日の等々力競技場は、まさにお祭りムードに包まれた。試合こそ1-1で引き分けてしまったものの、浦和戦の終了後すぐに横浜F・マリノスがガンバ大阪に敗れたために川崎の今季のリーグ優勝が決定。ピッチに残って他会場の結果を待っていた選手が喜びを爆発させた。その後、川崎イレブンが競技場内を一周。サポーターとともに連覇の喜びを共有したのだ。
Jリーグ史上初となる監督として4度目のリーグ制覇を達成したとあって、ふだんは怖い表情を見せる鬼木達監督も、この日は笑顔。選手と一緒に場内を一周した。
熱狂的なサポーターが集まるエリアに鬼木監督が到達すると、ふろん太がおもむろに鬼木監督に勧めるジャケットがあった。それは、黄金のジャケット。優勝を祝って、鬼木監督にそのジャケットを着るよう、仕向けたのだ。
とはいえ、“強面キャラ”の鬼木監督はそれを固辞。せっかく用意したのに……と思われたが、他のスタッフに勧められたこともあって、ついに袖を通したのだ。報道陣に写真を撮らせてはくれたものの、それが終わるとすぐに脱いでしまった。恥ずかしさから、それを着ての場内一周はかなわなかった。