J1リーグ第7節 名古屋グランパスーFC東京
4月3日(土)|14:00 豊田スタジアム
2位の名古屋グランパスと、6位のFC東京。好位置につけるビッグクラブ同士が激突する。
3月末には、両クラブに変化があった。名古屋からは稲垣祥と中谷進之介が、FC東京からは小川諒也が日本代表に選出され、それぞれ初キャップを獲得したのだ。同じ期間のU-24日本代表の活動でも、名古屋の相馬勇紀、FC東京の渡辺剛と田川亨介が試合に出場。日本代表と両クラブの今後を明るく照らす選手たちだ。
この対戦、サイドでは試合途中にもサイドを変える相馬と小川といった具合に、要所で代表選手同士のマッチアップも見られそうだ。見応えあるシーンであると同時に、試合の鍵を握る顔合わせになる可能性も十分だ。
昨年のリーグ戦では、お互いホームで1-0の勝利を挙げた。新たな時代の扉を開く一戦に、両チームの選手たちが誇りを懸けて挑む。
■名古屋グランパス
2位 勝ち点18 6勝0分0敗 9得点1失点 得失点差8
【出場停止】なし
【直近5試合結果】
L○1-0 鹿島(A)
L○3-0 横浜FC(H)
L○1-0 神戸(A)
L○1-0 柏(A)
L○1-0 札幌(H)
【通算対戦成績】
H 20試合・ 7勝5分 8敗
A 23試合・ 7勝4分12敗
計 43試合・14勝9分20敗
【直近対戦成績】
2020年11月15日 J1第27節 ○1-0(H)
2020年 9月 2日 ル杯QF ●0-3(A)
2020年 8月15日 J1第10節 ●0-1(A)
2019年 8月30日 J1第25節 ●1-2(H)
2019年 3月17日 J1第 4節 ●0-1(A)
【今節のみどころ】
昨季はホームで勝利したものの、敵地での第10節では0-1で敗れている。2019年シーズンの対戦は、2試合とも1点差で敗れている。進化を証明するためには、ぜひとも勝ち切らなければならない一戦だ。
インターナショナルウィークは、ルヴァンカップがなかったために休養は十分。日本代表に選出された選手たちも、2試合にフル出場したわけではなく、ゲームが行われたのも週の頭だった。何より、大きくなった自信を持ち帰ってきたはずだ。
注目したいのは、初選出で代表デビューを飾った稲垣祥。格下のモンゴル代表相手ではあったものの、2ゴールを決めている。まさに今季の名古屋でのプレーぶりを出した格好で、今度は代表での経験の反映が期待される。