不甲斐なさと物足りなさ。静か過ぎた日韓戦。
「こんなもんじゃないだろう」と韓国に向かって叫びたくなった。たとえ、親善試合であろうと日韓戦は特別でなくてはいけない。
「もっと激しく!」
2011年8月の札幌ドーム以来、約10年ぶりの親善試合としての日韓戦。前半、韓国は赤いユニフォームをまとった張り子の虎に過ぎなかった。静かなのはコロナ禍での8356人という観客数のせいだけではない。
韓国に気迫が感じられない。
結果、それは日韓戦ではなく普通のありふれたフレンドリーのような試合になってしまった。たとえフレンドリーであっても「負けられない」という強い気持ちが見えてこない。後半、韓国は少しだけ盛り返したが、スコア上は3-0。日本にとってはきれいな圧勝と言う形だが、韓国はあまりにも不甲斐なく見えた。