ちなみに、FC東京との2試合で最多得点者となっているのがFWクリスティアーノ。アウェイで2点を奪っている。この試合でも期待大だ。

 対するFC東京は、ACLに出場するため他チーム以上の過密日程を戦い抜いてきた。それもあってリーグ戦では6位と最上位に届くことはできなかったが、過密日程からも解放された今、この一戦に懸ける思いは強いはずだ。また、ラウンド16で敗退したACLの雪辱も晴らしたいところ。

 FC東京は今年、若手選手の底上げに成功。リーグ最終節・神戸戦には、GK波多野豪、DF渡辺剛、DF中村拓海、DF中村帆高、MF内田宅哉、MF安部柊斗、FW原大智、FW紺野和也と8人もの東京五輪世代の選手が出場し(さらに東京五輪世代のMF品田愛斗もベンチ入り)、見事完封勝利を掴んでみせた。ベテランと若手が融合する青赤軍団の集大成として、タイトル獲得はこのうえないご褒美となる。

 今季のFC東京のリーグ戦の最多得点者はFWレアンドロとFWディエゴ・オリヴェイラの2人で、9得点。続くのがFWアダイウトンの8得点、FW永井謙佑の4得点。2ケタ得点を挙げる選手を出すことができなかった。

PHOTO GALLERY ■【布陣図】柏―FC東京の予想スタメン■
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