そのビッグセーブの後もセットプレーの流れから攻撃を受けたが、その続きとしてチアゴから右サイドを上がったアレクサンダー=アーノルドへロングボールが渡り、クロスにマネが飛び込むビッグチャンスが生まれた。5-4-1で引いていたニューカッスルだったが、ボールがアレクサンダー=アーノルドに渡った瞬間には5バックだけでリバプールの選手を4人相手にすることになった。

 引いてくる相手に対して2試合続けて苦しんだリバプールだが、チアゴの復帰によって打開策を得た。ただし、ユルゲン・クロップ監督自身による引いた相手への修正案は見られなかった。怪我人が多い中でも首位のまま2020年を終えたリバプールだが、再びチアゴが離脱する可能性はゼロではない。引いた相手に対する戦い方の修正は、引き続きクロップ監督の課題だ。


■試合結果

ニューカッスル 0ー0 リバプール
 

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4