この瞬間、ゴールに向かって裏抜けしようとダッシュしたのが久保建英だ。そしてパレホは、その久保のスピードに合わせて横パス。受け取った久保は、GKと1対1になるとワンフェイントを入れてタイミングをずらして左足でシュート。ゴール右下を狙ったコントロールシュートは、そのままゴールに入るかと思われたが、それをエルチェGKバディアが左手を伸ばして弾いてみせた。
久保建英の神シュートに、パディアの神セーブ。この試合の最大の見せ場だった。
63分にはペナルティエリア内に攻め入った際に倒されたかに見え、あわやPKかと思わせる場面など、見せ場はあった。ただ、得点を決めることはできなかった。