前半36分で、攻守の要であるバイエルンのキミッヒが負傷退場し、予想外の展開となったクラシカーで、先制したのはホームのドルトムントだった。
終了間際の45分、マルコ・ロイスが左サイド、ゲレイロのクロスを右足でゴールに放り込む。
ドルトムント 1−0 バイエルン
このまま、前半が終わるかと思われたが、さすがというべきか、バイエルンが前半ロスタイム4分に、ゴール前のFKからCBダビド・アラバが同点のゴール。
ドルトムント 1−1 バイエルン
前半は1−1で折り返す。
そして、後半開始直後の48分、やはりあの男がやってのける。
頼れるFW、ロベルト・レバンドフスキが、左サイド、リュカ・エルナンデスのクロスをゴール前で競り勝ってヘッドでゴール。伝統の一戦で鮮やかな逆転弾を決めてみせた。
ドルトムント 1−2 バイエルン
その後も一進一退の攻防が続き、観戦しているファンを熱狂させたクラシカーだったが、80分にコマンに代わって入ったレロイ・ザネがゴール。底力を見せて、アウェイのバイエルンが突き放す。
ドルトムント 1−3 バイエルン
このままでは終われないドルトムントは、猛然とバイエルン陣に襲いかかり、83分に20歳の新鋭、アーリング・ハーランドがゴールを奪う。
ドルトムント 2−3 バイエルン
終盤にかけてのパワープレーで、勝利への執念を見せたドルトムントだったが、最後はバイエルンがしのぎ切って、そのまま試合終了。