10月18日にラ・リーガ第6節を迎えるビジャレアル。各国の代表戦ウイークが明けて最初のリーグ戦は、同じバレンシア州をホームとする、バレンシアとのダービー戦となった。
日本人にとっては、久保建英が先発するかどうかが気になるが、その前に押さえておきたいのが、ビジャレアルの離脱者の状況。
なんといっても痛恨なのが、ビジャレアルのエースであるFWジェラール・モレノがスペイン代表招集中に、左足のハムストリングを負傷してしまい、しばらく戦列から離れることが決まった。
また、モロッコ代表のDFソフィアン・チャクラが代表活動中にコロナウイルスの陽性反応が出たことで、隔離された状態になっている。さらに、左SBペルビス・エストゥピニャンがエクアドル代表招集中に右足の大腿二頭筋を負傷。この代表ウイークに、3人がビジャレアルでの試合に出場できない事態に陥ってしまった。また、代表ウイーク前には、中盤でゲームメイクをしていたMFフランシス・コクランも離脱している。
ウナイ・エメリ監督としては、特に頭を悩ませるのがジェラール・モレノの離脱だろう。ゲームメイクとチャンスメイクに秀でたプレイヤーで、スペイン代表でも先発に名を連ねる存在だ。4-4-2ではセカンドトップを、4-3-3では右ウイングを務め、ビジャレアルのチームに欠かせない存在だった。