10月13日、日本代表対コートジボワール戦のテストマッチに先発出場を果たした久保建英。所属チームのビジャレアルに戻り、10月18日のホーム・バレンシア戦に挑むことになるが、チームを襲った“緊急事態”により、同僚MFチュクウェゼとの先発争いが白熱しそうだ。
久保はこれまでラ・リーガの試合ではすべて途中出場。先発で起用されることはなく、久保の最も得意なポジションである右サイドは、ライバルであるMFチュクウェゼに先発の座を譲ってきた。
しかし、ビジャレアルは第4節アラベス戦からシステムを変更。ウナイ・エメリ監督はそれまでの4-4-2ではなく4-3-3を採用したことで、右ウイングの座は久保でもチュクウェゼでもなく、スペイン代表FWジェラール・モレノのポジションになっていた。
しかし、そのジェラール・モレノがこの代表ウイーク中、スペイン代表の練習でハムストリングを負傷。約3週間の離脱を強いられることになった。ジェラール・モレノは、得点だけでなくチャンスメイクもできる選手で、ビジャレアルでは絶対的なエースだった。