前節、相手選手がイエローカードでなければ止められなかったドリブル突破、それから左足の枠内シュートと、久保は2つの見せ場を作ったが、エメリ監督は「(アラベス戦で久保は)輝いていなかった」と、報道陣に明かしていた。
エメリ監督にとって、ゴールやアシスト、あるいは攻撃での変化よりも、戦術タスクをこなすほうが重要で、そのための“持っているもの”が多い選手を使う起用する可能性が高い。
久保にとって、どのポジションで出場を狙い、そのために与えられるであろうタスクをどうこなすのか。乗り越えなければいけない壁に直面している。