ビジャレアル率いるウナイ・エメリ監督の最初の交代は72分で、久保のライバルであるMFチュクウェゼが送り出された。久保がピッチに立つことができたのは、エメリ監督が2枚目の交代カードを切った85分になってから。そのため、わずか5分とアディショナルタイムしか出場することができなかった。

 ここまで4戦の久保は、出場時間が短いながらも見せ場を作ってきた。しかし、これまでは20分前後の時間があった。さすがにアトレティコ相手に5分では機会も訪れず、見せ場がまったくないまま試合終了のホイッスルを聞いた。
 久保にとっては悔しい試合となったが、これは、ビジャレアルの新しいシステムが関係している。

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