システム変更で久保建英は3番手に格下げ!(1)ビジャレアル「主人公はFWジェラール・モレノ」の画像
わずかな出場時間ながら厳しいディフェンスに遭った久保建英 写真:ムツ・カワモリ/アフロ

■9月30日/ラ・リーガ第4節 ビジャレアルーアラベス

 またも途中出場だった。

 ホームにアラベスを迎えたビジャレアルのラ・リーガ第4節。スペイン紙『マルカ』は久保建英の右サイドでの先発を予想し、スペイン紙『アス』は右サイドで久保建英か、もしくはサムエル・チュクウェゼの先発を予想していた。

 しかし、実際にピッチに立ったのは久保でもチュクウェゼでもなかった。システムを今までの4-4-2から4-1-4-1と4-3-3の可変型を採用。そしてチュクウェゼを外して、MFマヌ・トリゲロスを入れた。最前線はFWパコ・アルカセルで、FWジェラール・モレノが右ウイングや右サイドで主にプレーした。いつもは左サイドでプレーするMFモイ・ゴメスは左サイド、もしくは左ウイングで、インサイドハーフにはMFマヌ・トリゲロスとMFパレホが入った。

 主に右でプレーしたジェラール・モレノは、斜めのパスをパコ・アルカセルに入れることで攻撃のリズムを作った。90分を通してビジャレアルのボール支配率は約60%。67分までに、パコ・アルカセルとジェラール・モレノの2人で3ゴールを奪ってみせた。

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