■9月26日/J1第19節 神戸―札幌(ノエビア)
ヴィッセル神戸が、三浦淳寛新監督の新体制をド派手に発進させた!
三浦監督の初陣は、ホーム・ノエビアに札幌を迎えた一戦。
初めてのスタメンには、MFアンドレス・イニエスタ、DFトーマス・フェルマーレン、MF酒井高徳、MF山口蛍、FW古橋亨梧ら、各国代表経験者を選択した。
この試合、MFセルジ・サンペールとDF西大伍を出場停止で欠き、試合開始わずか40秒で札幌に決定的なシュートを見舞われるなど、決して順調な出だしではなかった。しかし、主将イニエスタが三浦監督を男にするべく、発奮した。
19分、札幌陣内中央でイニエスタがボールを受けると、左サイドの酒井高徳にパス。酒井はボールをイニエスタに戻すと、素早くペナルティエリアを縦に突進した。イニエスタが丁寧なスルーパスを酒井に届けると、日本代表として長らく活躍したこの背番号24は、ダイレクトで低いクロスをマイナスに送る。走り込んできたFW古橋がきれいに蹴り込み、三浦体制での初得点を決めた。新体制でもチームの主軸となるイニエスタ、酒井、古橋の3人が共演したのだ。