■9月13日(日本時間)/ラ・リーガ第1節 エイバルーセルタ
今年でラ・リーガ6シーズン目を迎えるMF乾貴士は、エイバルーセルタの開幕戦に先発出場した。乾は背番号を昨季の「22」から「14」に変更。日本代表でもロシアW杯の際につけた背番号で、20/21シーズンへの飛躍を期待せずにはいられない数字だ。
そのエイバルのシステムは4-4-2。乾は、2列目の左だ。エイバルのスターティングメンバーは以下(並びは左から)。
FW:セルジ・エンリク、キケ・ガルシア
MF:乾貴士、エドゥ・エスポジト、パパクリ・ディオプ、ペドロ・レオン
DF:ペドロ・ビガス、パウロ・オリヴェイラ、セルヒオ・アルバレス、ロベルト・コレア
GK:マルコ・ドミトロヴィッチ
昨季14位のエイバルと同17位のセルタの対戦は、前半からボールへの反応が早く、球際で激しくぶつかり合う試合となった。お互いがお互いに攻撃を組み立てるというよりも、ボールを奪って素早く前に運ぶ試合となった。
エイイバルは前半、攻撃のほとんどが左サイドからで、乾、ビガスに加えてエンリクとガルシアが出入りして、攻撃をうかがった。
乾個人でいえば、19分、23分、30分にそれぞれ左サイドからクロス。19分の際にははライン際で寄せる相手2人に対峙して向く動きを見せ、そこから2人の間を抜いてクロス。23分にはトラップ一つでセルタの選手を抜いて深くえぐって中に入れるなど、状態の良さをうかがわせた。