8月23日、カシマスタジアムでの鹿島アントラーズ対ガンバ大阪が、その試合になった。
内田篤人。日本代表と鹿島アントラーズ、そしてドイツ・ブンデスリーガのシャルケ04の右サイドバックとして、日本サッカー史に残る活躍をしてきた男の最後の舞台。
1988年3月27日生まれ、32歳という年齢が、サッカー選手の引退に、早いのか遅いのか適切なのか、それはわからない。それでも、ファンはその決断を、感謝とともに受け入れた。
内田は国際Aマッチに通算74試合出場、ドイツではチャンピオンズリーグ31試合を含む154試合に出場、鹿島では148試合に出場した。